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TL;DR: ブラーゴ製、シトロエン15CV TAの1/24ダイキャスト。レッドの塗装と流麗なフェンダーラインで、前輪駆動とモノコック構造を量産化したトラクシオン・アヴァンの大型セダンを再現しています。
トラクシオン・アヴァンは前輪駆動とモノコックボディを量産車として初めて広く実用化したシリーズで、15CVはその中でも六気筒エンジンを積む上級グレードにあたります。
トラクシオン・アヴァンの特徴は、前輪駆動ゆえに実現した低い車高と、フェンダーからルーフへ流れる連続したボディラインです。1/24スケールではそのなだらかな曲面が丁寧に再現され、当時の一般的なセダンよりも低く構えたシルエットが確認できます。レッドの塗装はフェンダーの膨らみと直線的なドアパネルの対比を際立たせ、クロームメッキ調のグリルやバンパーとの色分けもなされています。長いボンネットの下に収まる六気筒エンジンの存在感も、車体プロポーションから伝わってきます。
トラクシオン・アヴァンは前輪駆動とモノコックという後の自動車設計の基礎を築いた一台とされ、戦前ヨーロッパ車を収集するコレクションの中核になりやすい存在です。同時代のドイツ車やアメリカ車と並べると、1930年代における設計思想の違いが見えてきます。1/24というスケールは大型セダンながら扱いやすい省スペースさも魅力です。