
Hyundai i20 N Rally1 #8 O. Tanak / M. Jarveoja Safari Rally Kenya 2025 IXO 1:18

Hyundai i20 N Rally1 #8 O. Tanak / M. Jarveoja Safari Rally Kenya 2025 IXO 1:18の詳細
TL;DR: ヒョンデ i20 N Rally1 #8(O.タナック/M.ヤルヴェオヤ組)は、IXOが1:18ダイキャストで再現した2025年サファリ・ラリー・ケニア参戦車。一体成型ボディに開閉部はなく、過酷な未舗装路を走るラリー1車両特有の車高とフェンダー処理を再現している。2019年世界チャンピオンのタナックが乗った一台。
サファリ・ラリーは、灼熱の砂塵と鋭い石が路面を覆うアフリカの大地を舞台にする、WRCの中でも別格の過酷さを持つ一戦として知られる。2021年に復活したこの大会に、ヒョンデ・モータースポーツはi20 N Rally1を送り込み、8号車はエストニア出身のO.タナックとM.ヤルヴェオヤ組が担当した。
サファリ・ラリー・ケニアという別格の舞台
砂塵と石が支配する未舗装路
サファリ・ラリーは1950年代から続く歴史を持ち、一度は世界選手権のカレンダーから外れたのち2021年に復活した。ケニアのナイバシャ周辺に広がる未舗装路は、鋭い石やわだちが車両に大きな負荷をかけ、気温の高さも相まってメカニカルトラブルが結果を左右しやすい大会として知られている。IXOはこの舞台を戦う車両として8号車を選び、ラリー1規定らしい高い車高とフェンダーの張り出しを1:18スケールに落とし込んでいる。
2019年世界チャンピオンが乗る8号車
O.タナックは2019年にWRCドライバーズチャンピオンに輝いた実績を持つエストニアのドライバーで、共同ドライバーのM.ヤルヴェオヤとは長年のパートナーシップを築いてきた。ヒョンデ・モータースポーツのもとで8号車を担う組み合わせは、サファリのような過酷な大会でも安定した走りを見せることで知られる。モデルはそのゼッケンとチームカラーを丁寧に写し取っている。
IXOが再現するi20 N Rally1の車高とフェンダー
悪路を想定した足回りの見え方
ラリー1車両は舗装路仕様のWRCカーと比べて車高がわずかに高く、未舗装路での底突きを避けるための処理が施されている。IXOのモデルはこの車高の差とフェンダー内側のクリアランスを意識した造形になっており、サファリのような荒れた路面を走る姿を静止した状態でも感じさせる。
一体成型ボディが支える面の強さ
本体は一体成型のダイキャストで、ドアやボンネットは開かない。可動部を持たない分、フェンダーからサイドパネルへ続く面が途切れず、悪路を走るラリー1車両特有の張り出した輪郭が一本の線として保たれている。重量のあるダイキャスト素材は、棚に置いたときの安定感にもつながる。
1:18スケールが選ばれる理由
ラリーカーのモデルは1:43スケールでシーズン全車を揃えるコレクターも多いが、1:18スケールを選ぶ理由は単純に情報量の差にある。1:43では小さくまとまってしまうフェンダーの張り出しやリアウイングの角度、ゼッケン周辺のロゴの密度が、1:18ではひとつひとつ判別できるレベルで再現される。サファリ・ラリーのような過酷な大会を戦った8号車の場合、車高の高さや足回りのクリアランスといった細部が見どころになるため、より大きなスケールで見る価値が高い。一方で1:18は当然サイズも大きくなり、複数台を並べるには相応の棚のスペースが必要になる。シーズン全体を網羅したいなら1:43、特定の一台を掘り込んで楽しみたいなら1:18という選び方が現実的だろう。IXOはどちらのスケールでも継続的にWRCレプリカを展開しており、コレクションの方向性に応じてスケールを選び分けられる点も、このメーカーを追いかける楽しみのひとつになっている。8号車を1:18で選ぶなら、タナックというドライバーの記録を大きく手元に残す選択といえる。
アフリカ大会を棚に残す意味
1:18スケールのラリーカーは全長およそ25センチで、標準的な飾り棚に収まりながら十分な存在感を放つ。モンテカルロの氷雪ステージとサファリの砂塵ステージを並べると、同じラリー1規定の車両がまったく異なる環境に適応する様子が一目でわかる棚になる。8号車をその起点として選ぶなら、2019年チャンピオンが刻んだ記録の重みも棚に加わる。一体成型ボディの安定した面構成は、こうした環境の対比を見せる上でも効果的だ。















